新しいネコ語1114

 実は今、何かつかめそうな言葉がある。それはクロネコのクロが外に出たがっているときに鳴く声。

   クロネコのクロは自分で扉を開け閉めすることはできない。それに鍵も掛かっているからクロネコのクロが外に出たいときはいつもボクにアピールしなければいけない。

 クロネコのクロが外に出ることは若いころに比べて回数自体は減っているけれど、全く外に出ないことはない。

   そんな外に出たいときの鳴き方が、ごはんの時よりも短く少し低い鳴き声、伸ばさないで切る感じ。

「ミャアーッ、ミャアーッ」

 でも、これはアピールだからクロネコのクロはいつも出入りする扉の前に座り、ボクの方を向いていて、そして鳴く。だからわかりやすい。

「ミャアーッ、ミャアーッ」

クロネコのクロとボク

フィクションです。

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クロネコのクロとボク

フィクションです。