クロネコのクロとまぐお1128

 家に帰り、晩ごはんでいつものキャットフードの隣に、小さな本物のマグロを三切れほど取り出す。ネコ皿を用意した時点で、名前を呼ばなくてもすでにクロネコのクロは臨戦態勢。

「ミャアアアー、ミャアアアー」

 ボクがネコ皿を手に持ち、クロネコのクロに差し出すと、鳴き声はさらに大きくなり悲鳴のような鳴き声。

「ミャアアアー、ミャアアアー」

 ボクは、そのままクロネコのクロの反応を観察した。

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クロネコのクロとボク

フィクションです。