クロネコのクロとまぐお1125

   ボクは、ネコを主人公とした小説を書こうとしていた。時と場合によってネコの鳴き方が変わる。ごはんのとき、トイレ、外へ出たい時、甘えたい時、寒い冬にベッドに潜り込む時に小さく鳴く時、一つ一つの鳴き方からネコの気持ちが理解できたら、作品にネコらしさを表現できないかとそう思ったのが始まり。その程度。

   でも気がつくと、ネコの仕草や表情を観察し、ネコ語を理解しようと真似をしてから、クロネコのクロを以前より、よく見るようになったのは確か。

   家の外でクロネコのクロ以外のネコの鳴き方を観察しても、どれが「ごはん」の時の鳴き方なのかはわからない。でも、クロネコのクロの「ごはん」は分かる。外へ出たい時のクロネコのクロのアピールの仕方も。

   挙げ句の果てに「お月さんは何色?」なんて言う謎の質問まで聞き取った。←今、ここ。

クロネコのクロとボク

フィクションです。

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クロネコのクロとボク

フィクションです。