しゃべるクロネコのクロ1030

「黄色じゃないの?何色なの?」


 ボクは途方に暮れた。そして、こぼれたコーヒーと、砕け散ったマグカップを片付けながら、頭に浮かんだのはあの人だった。


 色と言えばガラス細工屋のおじさんだ。とりあえず聞いてみようと思い、ガラス細工屋のおじさんの所へ向かった。 

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クロネコのクロとボク

フィクションです。